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物置をワークスペースにリフォームしました。

どこの家にも一部屋はある、ウォーキングクロゼットと化した部屋を、機能的なワーキングスペースに改装した例です。
スペースは小さいですが仕様はかなりこだわっています。

<改装前>

広さは6畳、天井の高さは2m40cm、天井まで物で一杯でした。
一番もったいなかったのは、一階の台所の隣にあり、主婦が家事のかたわら使うには良い場所なのに、動線と関係ないものがその場所を占領していたことでした。
染織家である施主様は藍を染める為の機能をコンパクトに空間に収めることと、明るいきれいな場所であることを希望されていました。

改装前は、壁、天井は化粧ベニヤ、ドアは開き戸でした。


まず、床を取り去ったところ。
床の下の地面がむき出しになっています。藍染は水を使うので、モルタル床にしました。

防湿シートを敷き込み、コンクリートを打っています。
普通の倍もしっかり厚く打っているのが、こだわりポイントです。

仕上げモルタルを塗ったところです

立ち上がり部分にもモルタルを塗って、水に配慮しています。

<改装後>

物で一杯だった壁は、作り付けの棚と流し台のスペースになりました。
棚を作るときに、工場作業を多くして省力化を図り、塗料は基材も顔料も有機系の環境にやさしいものを使いました。
流し台の前は塗装ケイカル板です。火を使うので、天井、炉まわりの防火もかねてこの素材を選びました。見えているパイプは染めた糸などを干すものだそうです。設計時は、イメージがわかないので、藍染めの体験講習にも行きました。机の前で考えているより、実際にやってみると、百聞は一見に如かずと言うとおり、大分動線や素材が整理できました。


ドアは引き戸になり、スペースがより有効に使えるようになりました。
色も扉だけ濃くすることで、高級感が出ました。このドアを含め、ガラスは全て透明に交換して、自然光を部屋に取り入れるようにしました。

モルタル階段にチークの板と、沖縄の海で拾ったガラス石を埋め込みました。
沖縄に長く住まれていた施主さんの個性をどこかに反映させたくて。


プロフィール

材木店店長

Author:材木店店長

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ウェブで 木材の通販 (塗装、組み立てなどの加工 も 可能) のほか、 一級建築士として、住宅の設計施工もしています。フランス語を勉強していた筈なのに、何故? しっくいや無垢の木など、自然素材を使った住宅設計が分野です。


大したことはないですが、昔からの材木族のため、木材の種類には少しは詳しいかも知れません。

趣味は建材のカタログを読むことと、文章を読んだり書いたりすることです。


この世の中にまだない、いいものやいい仕組みを作ることが
できるのではないか,
自分は何かできるのかと発達するウェブの世界をのぞく度、心震えています。



わくわくすることに出会うと、我慢出来ずに没頭するけど、
そんなんで生きて行けるのだろうか。周りの人は大丈夫なのか?


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