気になる!消費税8%→10%直後の住宅工事

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耐震リフォーム完成までの流れを知りたい人には必読!

耐震工事で、初めてのオープンハウス耐震工事チラシ

施主さんが「古い家なんです」と恐縮したようにおっしゃいますが、
今回リフォームした家も42才。

古くない!まだまだお手入れすれば綺麗になれるのだ!
若い者(新築)にはない魅力もあるのだ!

高齢化進む日本で、家だけが築年数が上がっていかないのはおかしいぞ。
42才・・私より年下の家が古いと言われるのはちょっと複雑なのです。

普段は住みながらの工事も多い耐震リフォームですが、
今回はリフォーム終わってからのお引越しということで、耐震リフォームの方法も
わかりやすく伝えるべく、初めてのオープンハウスを行いました。

模型を作りました。

このように、釘だけで柱と壁を接合している場合、
横から力が加わると動いてしまいます。

しかし、筋かい(筋違い・筋交い)を入れれば、動かなくなり
合板を貼れば更に強い壁になります。

ただし、家全体のバランスを考えて壁を入れること、
壁の下に強い力を受けても壊れないサイズの基礎や梁があることが重要です。

梁のサイズは「日本住宅・木材技術センターが発行している
スパン表で計算することができます。


このようにリフォーム後の壁の前に、どのように耐震工事が行われたかの写真パネルをおきました。実際の金物も展示しました。
具体的な補強方法を説明します。

写真③
5 1F-7
壁を取ったところです。

写真④
7 アンカーボルト
柱金物や補強の短冊金物、壁と基礎をつなぐアンカーーボルトを入れます。(写真の旧アンカーボルトは土台に挿してあるだけでナットがありませんでした。)

写真⑤
6 1F-7-合板
その上に合板を貼ります。

既存の壁があるために教科書どおりの位置に
アンカーボルトが打てなかったり、新築と同じようにはいきませんが、
その分計画する強度に余裕を見て計算しています。

写真⑥
17 旧羽子板
旧い羽子板金物は、そのものの強度がなかったり、既定の金物でとまっていなかったりします。(写真は普通の鉄釘で打ってありました。)

写真⑦
2F羽子板取替
新しい羽子板金物にとりかえました。今の金物はしっかりしていますね。

写真⑧
19 2階床断熱
旧い家には、断熱材が入っていないので、
できる範囲で断熱材も入れて寒さ対策をします。

最近、台風・地震などの天災が多いので、リフォームするなら
一緒に耐震工事をおすすめします。

住みながら工事もできますし、1981年~2000年に建てられた
住宅でも現行基準には不十分です。


なぜなら、1981年に建築基準法は新耐震基準として、
必要壁量を増加していますが、2000年にも接合部(金物)の
仕様規定と耐震壁のバランス良い配置が法律に追加されているからです。
実際には建物には計算に足されない壁(余力)があるので一概には言えませんが、
新耐震基準だけでは、熊本地震レベルの地震がくれば倒壊の可能性が高いです。

81年以降の建物に耐震を施す場合は、
それ以前の建物よりコストが安く出来る場合が多いので、この築年代の住宅も是非耐震を!

オープンハウスの結果ですが
隣の人しか来ないかもね・・・と短い間の
オープンハウス(改装現場の完成見学)でしたが

予想以上に多くのお客様がご来場くださり
割と近隣の方は工事内容に興味を持っているのが実感できました。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました

耐震+断熱+リフォーム

「変わったのは、外見ではなく中味です。」
そんなCMを見たことがありますか。

ちょっと前のリフォームの目的は、見た目を綺麗にする、
水回りを新しく使いやすくする、といった事だったのに比べ
‘最近のリフォーム`は、「家全体の性能を上げる」という事に主眼が置かれています。

例えば、
間取りを対面キッチンにする、床を畳からフローリングに交換する、
豪華な装飾を付け加えるといったリフォームが、昭和のリフォームとすると
平成のリフォームは家の快適性を上げることにお金を
使うようになりました。部屋間の温度差を少なくしたり、
なるべく健康にいい素材を選んだり、耐震工事をして地震に備えたりする。

その代わりに見た目は、簡素なものが好まれています。
外見では、なく家の中味に注目するリフォームなのです。

 横浜は、坂が多いので建て替えに制約のある土地が多くあります。
今回は住みながらのフルリフォームの事例でご紹介します。

 築年は、昭和43年です。お客様は、「古い家で・・」と
おっしゃいますが、ほぼ店長と同じ年。
古い古いと言われると、グサッと心に突き刺さります。。

断熱改修、耐震改修をして、まだまだ
安心して次の世代に住み継ぎたいという施主様の意向でしたので
「そうですよ!!手入れすれば、まだまだ青年です!」と拳を
握りしめました。

(耐震・断熱工事の進め方)

  リフォームは、
家の条件は、それぞれ違うので、予算、建て方に合った方法で行います。
画像はすべてクリックで拡大します。

①基礎の補強
IMG_1720.jpg


 無筋のコンクリートの基礎だと思っていたら
 ブロック基礎であったので、基礎を新しくしました。
 真ん中の柱は、家をジャッキで上げる為の支えの柱です。
 床下の保守、通風、防湿を考えてベタ基礎になりました。

②柱の補強 
IMG_1883.jpg

 耐震計画に従って、土台にアンカーボルトを入れ、
 柱に引き抜き防止の金物を入れ、筋違も金物で補強します。
 全体のバランスを考えて、補強壁の場所を決定することが重要です。

③断熱改修
 壁の中に室内の空気が入らないように注意を払いました。
 断熱・気密ゾーンが一筆書きで継続するのが理想です。
IMG_2015.jpg


○気密シートを室内側に貼り、コンセントボックスは
 専用の気密ボックスで囲い、壁内に室内の
 暖かい空気が入らないように考慮しました。
IMG_1984.jpg


○気密シートの下は、セルロースファイバーで断熱を行いました。
  この工法は、丸い穴みたいに見えている所から
  セルロースファイバーを吹き込んで、壁の中を断熱材で
  隙間なく埋める工法です。
  不燃であり、自然素材なのでリフォームに適しています。
  写真で、巾広の白のテープの下に見えるのが吹き込み用の穴です。
  写真でわかる通り、かなりパンパンになってます。

○このセルロースファイバーを入れるためには、
1F-6A DSCN6089 (2)
のような下地組が必要です。

○壁の外側は
IMG_2026_201602091430033a5.jpg
のように通気層を作るのが理想です。
 (横方向の通気口を切る前の写真です)

○壁の補強
1F-9g DSCN6236
 梁から土台まで針葉樹合板を貼って、壁の強度を上げる工法です。

○内装の更新 
自然素材・無垢の木・を使って内装を仕上げました。
66NEW.jpg
(ビフォー)

67.jpg
(アフター)
  小物が散らかりがちなカウンターには、棚を設けました。

68.jpg
(ビフォー)

69.jpg
(アフター)
  床は、断熱ゾーンを作るために一度取りました。
70.jpg
(ビフォー)
71.jpg
(アフター)
  框は、ヒノキの無垢、床は杉の巾広30mm板を使用しています。巾木は掃除機などが当たるので固いヒノキを使用しました。その他にも台所の窓枠はヒバ、など在庫の樹種を組み合わせています。
72.jpg
(ビフォー)

74.jpg
(アフター)

  ドアをバリヤフリーのために引き戸に交換し
  スプル―スの無垢材で製作しました。
  光の入り方が綺麗です。

73.jpg
(アフター)
壁は、しっくいで仕上げ、古い梁が見える所まで天井を高く確保しました。


まとめ

 既存の家の耐震改修する場合、断熱改修する場合は、変なやり方をすると
 かえって壁の中に結露したり、家のバランスを悪くしてしまうことがあるので
 施工者に知識が必要です。

 当社は、横浜市の木造耐震の登録事業者であり、
 省エネに関して、省エネ相談の事業者になっています。

  
大手が安心という考えもありますが、地元の建築会社は、例えば
ネットで見たこの材料が使いたい、自分で一部手を加えたいといった
ご要望にも応えることができます。また、地元の土地の特徴を知っています。

 リフォームは、年月を重ね時代に合わせて行うものなので
リフォームされた家は、新築のどんな家よりも個性的です。
時代と共に取捨選択された内装は、写真には写らない種類の

居心地の良さを提供してくれます。

また、リフォーム中は、
施主様も住みながらなので、不便な思いをします。

その中で、施主様の「ご要望」と「妥協」と「建築側の提案」とを
混ぜて建物の形を成していきます。

(テレビ番組のビフォーアフターのように、匠だけのアイデアでできるものではありません)

とにかく、施主様に感謝です!

「デザイナーの提案するおしゃれ空間より、一つの家族の
 
歴史が残る建物は、オリジナリティーに溢れ芸術的だ~!」
  


と仕事の度に思わされます。



  


耐震リフォーム、予算は300万円?

 
  耐震リフォームの設計・施工でお客様とお話しする中で
予算が見えてくると、300万円と思っている方が多いです。
「予算は300万円」「300万円中でなら」 皆、申し合わせたように300万なのは、何故?
(しかも理由は、「なんとなく(^^)」)

 多分「300万円」という金額は、「何も考えずに」出しても良い上限なのではないのでしょうか。
「何も考えずに」という意味は、①先のことを考えず②今の生活を維持する為だけに
出しても良い上限という意味です。

 これが、「500万円」となりますと、先の事が決まっていないと
出しにくい金額になってきます。
「住み替え」「新築」「二世代」などの選択肢が増えます。

2014nkkeihmb.gif←クリックで拡大出来ます。
「空き家にしない、家の活用のYESNO図」参照

 シニアが住み替える理由は、大きく分けて2つです。
①家の老朽化、使いにくさ(70%)
②場所の不便さ(20%)

 今の場所に直して住むか、住み替えか、、、
自分の健康、家族の事、、色々考えると、家にお金をかけるべきなのかどうか
わからなくなってしまいます。
そして、山ほど「見積り」「耐震工法のカタログ」を積み上げて悩みます。
どんな工法があるのか、どの業者を選ぶのか、、、そこを悩みがちですが、
一番最初に決めるべきなのは、
「これからこの家をどうするのか?」ということです。
誰でも、私も、いまの事で精一杯ですし、先の事は分かりません。けれども決めなければいけない。


「昔は何とも思わなかった事がキツイ・・・」
「自分が情けない・・・」シニアには、そう言う頑張り屋さんが多いのですが、
家も自分も残念ながら若くはなりません。
変化を受け入れて、早めに決断しましょう。

耐震工事で、補助金を使う
メリットは、
     ①工事費の一部を補助してもらえる
     ②家の工事履歴が残るので建物の価値が上がる
     ③工事がキチンと監理される
     ④税が優遇される

逆にデメリットは、☆補助金で規定する、最初の最低限度の強度を
満たさないと補助金が下りないため、現状と想定が違うと追加金額が発生する。ということです。

「これからどうするか」が決まらなければ、工事に使う金額が適当かどうか判断ができません。
そこで、「必要があるのにできない」というジレンマが起きるのです。

 その時に、専門家の話が助けになります。
当社では司法書士、税理士、ファイナンシャルプランナーなどとネットワークを
組んで、総合的にお客様の相談に対応しています。
 ○家を売却する場合の税金は、相続前と後で違う
 ○ローン返済中の方が、リフォームローンは、安い金利で借りられる等、
  色々あって
  工事を迷われている方は、司法書士等と話をしながら計画をすすめるのが理想的です。
  結果、工事をしないという結論もあるかも(汗)

そして、工事の決断ができたら、、、耐震工事については、当社に安心しておまかせ下さい!



台所増築を一週間でがんばった!~リフォームという薬~

 昔のステンレスキッチンは家本体よりも丈夫かもしれません。

20年、30年と使い続ける方も多いです。

壊れないから変えられない・・・・・

 しかし、いつまでも新品のままという訳にもいかず、、、

まわりも煤けてきたし、改装したいけど面倒で、時間がない。

 先日は、台所の改装期間を1週間でやりました。

もともと、持ち出しで壁を増築していた為、基礎がありませんでした。
基礎を外側から作りました。その上に土台と柱を建て壁を作りました。

基礎before1
基礎before1
基礎before2
基礎before2

打ちあがった基礎(この上に土台と壁がのります)
基礎アフター


勝手口も、今までは、木製だったのでアルミに変えました。
IMG_0429.jpg
扉before
台所扉after
扉after

扉をアルミサッシに変えたことで

①室内が明るくなった
②すきま風が無くなった  

などの効果がありました。

小型湯沸かし器と水道でごちゃごちゃしていた水まわりですが

ガス釜の配管を新たにしました。

蛇口before
蛇口before

台所sfter1
台所after


そして、壁付の混合栓に変えました(壁付けはハンドル周りの汚れが少ない)

シャワーもついているので、洗い物が楽です。
吊戸はありませんがお客様が使いよく自分で吊金物をつけています。


台所床after
台所床after

床は既存の市松模様の床にカラーフロアを貼りつないでいます。

台所after2
台所after2

 キッチンは、マイセットという会社のものです。
5年前のカタログの品番が今も使えるという
「これでいいのだ!」というコピーの通り、シンプルで使い勝手の良い所が特徴のメーカーです。
床・壁に断熱材も入れたので冬もあたたかく過ごせるでしょう。

お客様が高齢の為、改装を始められた時には

改装の間、元気でいられるかしら・・っと体調を気にされていましたが、

逆に、明るく新しいキッチンになって、元気になられたように感じました。

 設計者は、機能を上げたい、バリアフリーにしたい、など
こだわってしまいがちですが、「お勝手」という位で、
お客様の生活に合わせて、丁度良い形に仕上げることを学ばせて頂きました。

お客様の笑顔を拝見する度に

体調が悪い・・やる気が出ない・・・という症状に
リフォームは、効く薬(処方箋)では、ないかと思います。
※かなり、強制力があります!



プロフィール

材木店店長

Author:材木店店長

記事中の写真はクリックで拡大します。


ウェブで 木材の通販 (塗装、組み立てなどの加工 も 可能) のほか、 一級建築士として、住宅の設計施工もしています。フランス語を勉強していた筈なのに、何故? しっくいや無垢の木など、自然素材を使った住宅設計が分野です。


大したことはないですが、昔からの材木族のため、木材の種類には少しは詳しいかも知れません。

趣味は建材のカタログを読むことと、文章を読んだり書いたりすることです。


この世の中にまだない、いいものやいい仕組みを作ることが
できるのではないか,
自分は何かできるのかと発達するウェブの世界をのぞく度、心震えています。



わくわくすることに出会うと、我慢出来ずに没頭するけど、
そんなんで生きて行けるのだろうか。周りの人は大丈夫なのか?


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